陽春の草花[ドクダミ][コバンソウ]
外に出れば、陽気に満ち溢れ、
鬱々とした日々が嘘のように思えてしまいますね。
自然が私たち人間対する影響力は凄まじいなと感じつつ。
自然と人間は切っては切り離せないし、
生涯にあたって付き合って行く存在なんだなと思うとより一層
知りたい、理解したい、という感情に支配されます。
自然の中に身を置くと特に感じますね。
病的ですかね。
前置きはここまでにして、
今回は季節の草花辞典を作っていきたいなという趣旨のもと、
今日から日頃観る草花を調べて載せていこうと思います。
自分のペースで行うため不定期ですし、ばらつきはあります。
よろしくお願いします。(自分)
[ドクダミ]
別名 | |
属性 | ドクダミ科ドクダミ属 |
種類 | 多年草草本 |
原産地 | 東アジア |
草丈 | 20〜40cm |
耐寒暑性 | 陰地、湿地に自生 |
漢字名は[蕺草]。和名は[毒溜][毒痛]。開花時期6〜7月。
北海道の南部から本州、四国まで日本全土で広く分布する。
道端や草地、庭などによくみられる。
八重咲きのものや、葉が斑入りのものなど園芸品種もある。
清涼感の強い独特な匂いが特徴。腫れ物や切り傷、駆虫に薬効が多い。
他にも利尿作用、便秘解消、動脈硬化の予防、高血圧などにも効果があるといわれる。
十薬ともいわれ民間薬として使われてきた。
花言葉は、[野生][白い追憶]。アスファルトをあげて、伸びる茎の力強さと半日陰や日陰に群生して咲く、白い花の際立ちをかけているんでしょうか。
[コバンソウ]
別名 | タワラムギ(俵麦) |
属性 | イネ科コバンソウ属 |
種類 | 一年草 |
原産地 | ヨーロッパ |
草丈 | 20~60cm |
耐寒暑性 | 耐暑性:強い 耐寒性:普通 |
漢字名は[小判草]、別名[タワラムギ]。開花時期は5−7月。
原産国はヨーロッパで明治時代に輸入されたものが野生化し、帰化植物となっている。道端や、草地、空き地などでよく見られる。
コバンソウと似たようもので[大判草(オオバンソウ)]、[姫小判草(ヒメコバンソウ)]、[西洋小判草(セイヨウコバンソウ)]があるが今回は割愛する。
雑草と思われがちだが、観賞用として園芸店での取り扱いもある。
強靭で繁殖しやすい性質を持っている。そのため、小判状の花穂を観賞したあとは、きちんと種を管理し周囲に広がらないように配慮することが大切である。
花言葉は「お金持ち」。ほかには「金満家」「熱狂」「興奮」「白熱した議論」「心を揺さぶる」など、熱いキーワードが並びますね。金運アップの縁起物として利用されているんですかね?
ここまで読んでいただきありがとうございました。
皆さんも草花、観察してみてくださいね。
新たな発見があるやもしれません。
それではまた。
参考にした資料:
[ドクダミ]
改訂版 散歩で見かける草花・雑草図鑑175p(観察日が5/14でした。)
[コバンソウ]
改訂版 散歩で見かける草花・雑草図鑑150p